大きく分けますと10の行程がございます。

匠一好の手掛ける押絵羽子板に使用するパーツ数は、他の工房に比べ、はるかに多く要しております。

それにより、匠一好の羽子板はより立体的で、表現力豊かな造形美を形成しています。

私共の魂を1本1本に投じております。

ぜひ動画をご覧ください。



① 生地の選定

羽子板の種類により、膨大な数の生地から柄・色味等
最良の生地を選定します。
② 綿包み

各部分にどのくらいの厚みを持たせるか布地の性質を
考慮して綿の詰め方と量を調節します。
③ パーツ製作

型紙と布地の間み綿を入れ、布地で包むように
して糊を付け、各パーツを製作します。
④ 布包み

白い生地で包んだパーツをさらにご注文に合わせて
他生地で包みます。
⑤ 胴組み

順序を整え、パーツ一つひとつを正確に隙間無くつなぎ合わせます。
各パーツが立体的な為、体重をかけしっかりと固定します。
⑥ 頭組み

手描きの面相にスガ糸を張った髪形のパーツ・櫛やかんざしなどを
糊付けし組みあげます。
⑦ 小道具付け

手のパーツ・持たせる小物なども糊で固定し、押絵の全体像を
完成させてゆきます。
⑧ 裏絵描き

板の裏面となる側に絵を描きます。
絵柄の基本は縁起のよい松竹梅が主流です。
⑨ バック貼り

板の上部の形に合わせて切った厚紙に布を張り、
それをさらに板の表側に貼り付けます。
⑩ 打ち付け

押絵を置き、木片の高さを細かく調整し、釘を打って押絵を板に
取り付けて完成となります。
製作所・展示場 所在地

埼玉県春日部市粕壁東1-23-27
TEL 048-752-6732(代) / FAX 048-761-6683